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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!
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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!

I’m Japanese! 「日の丸」を背負って

Posted on 2018/10/282018/10/28

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 その年に行われたリオデジャネイロ五輪で何度も揚がった「日の丸」でした。その直後の巡礼でした。わたしのザックにも張り付けました。誇らしげでした。巡礼のシンボル、ホタテ貝ととに歩きました。
 2013年の巡礼でもつけるつもりでした。ところが、マドリードに着いたちょうどその日に、2020年五輪の開催地がマドリードを破って東京と決まりました。で、ちょっと自重しました。
 いろんな国からやって来たペルグリーノが歩いていました。言葉や容姿などから、おおよその見当はつきました。
 わかりにくかったのが、お隣のコリアンでした。韓国はクリスチャンが多いうえ、若者の間でサンティアゴ巡礼がブームとなっているようで、大勢のコリアンと出会いました。若者に限れば、圧倒的に日本人よりコリアンの方が多かったです。もっとも、わたしのようなリタイア組では、日本人の方が多い印象でした。さすがに巡礼路では中国人とは出会いませんでした。
 そんななかで「日の丸」を背負って歩くのは、「I’m Japanese!」と周りに向けてアピールしつづけているということでした。

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 ザックにつけるのに適当な大きさの日の丸のワッペンを探しました。でも悲しいことに見つかりませんでした。
 「フェルトでつくったら」という奥さまの提案で、手芸店で赤と白のフェルト地を買ってきました。赤を丸く切り取り、あとは奥さまに針仕事をお願いしました。これで気分よく出発することができました。

 巡礼も終盤のパラス・デ・レイの手前にあるリコンデという村です。ドナティーボ(寄付)でコーヒーなんかを振舞っていました。
 最初の巡礼で、目につくところに置かれていた黒板にチョークで日の丸を描きました。世界各国の国旗と並んだことがうれしかったのを覚えています。

 2度目の巡礼で通ったときは、黒板が見つかりませんでした。
 「前に来たとき、黒板に日の丸書いたけど、なくなったの?」、「あるよ、あるよ、こっち」
 おばちゃんが連れてってくれた部屋の中に、その黒板はありました。もう一度、描いてきました。

 乾ききらない洗濯物と同居していました。

 いろんな国旗が、ザックにくっついて巡礼していました。

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