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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!
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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!

ザックの重さは、体重の10分の1 27日目

Posted on 2018/10/072018/10/25

 昼過ぎにアルベルゲに到着すると、最初にベッドの上にシュラフを広げました。早い時間だとたいていは「お好きなところに」。わたしは、片面が壁になっている隅を選びました。次にシャワーで汗を流し、洗濯場に直行して汗にまみれたTシャツや下着を洗濯しました。スペインの午後の日差しを浴びて、夕刻には乾いてしまいました。
 Tシャツや下着類は、基本的に3組しかもっておらず、1日目から最終日まで、これのローテーションでした。幸い雨に振られなかったので、2交代でも回りました。ファッションとは無縁の世界でした。毎日、同じ格好をしていても、かえって目印になっていいくらいのものでした。
 それほどにして荷物を軽くしました。すべてをザックに入れて背負って歩くのですから。
 ザックの重さは、体重の10分の1までが理想といわれています。となると、わたしの場合は6.5キロになります。そこまで軽くするのは至難の業でした。学生時代に山に登っていたころは、キスリングと呼ばれた帆布の重たいザックに20キロほどの荷物を背負い、1週間を超える縦走登山をしたこともありました。でも、それは過去の話でした。
 ケチケチ大作戦でした。まずザック。わたしは前回のカミーノでも使ったOSPRAYの38リットルでした。容量が大きいのを選ぶと、なんでも詰め込んでしまいます。ザック自体の重量も同容量のものの中で一番軽い部類でした。シュラフ(寝袋)は、ISUKAのダウン製で500グラムほどです。2万円以上しましたが、ここでの軽さは、全行程に影響します。
 雨着は、ゴアテックス(半透過性繊維)製をもっていました。丈夫ですが時代物で、重さが気になりました。これもCOLUMBIAの軽いものに買い換えました。
 机の上に、調理用の計量器をもってきて、すべて装備の重さをはかりました。これは、本当にいるのかどうかと、厳しい目でチェックしていきました。いるか、いらないかと迷ったときは、これはいらない。これは、もっと軽いのが手に入るはずと。
 スペインに出発する朝。大阪・水無瀬の自宅を出発するときは、巡礼中にはくミドルカットのシューズもザックに詰め込んで8キロほどでした。減量作戦はほぼ成功でした。おかげで、カミーノを通じてザックの重さに苦しんだことはありませんでした。




【2016/09/20】

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【06:30】
 ポンフェラーダのオテルを出発しました。大きな市街地から巡礼路に出るのは難しいかったです。この日も、ちょっと迷いました。

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【07:46】
 コルンブリアノスで開いているカフェを見つけました。

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 いつものセットです朝食にしました。

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 トイレはこんに広くて、きれいでした。トイレペーパーも使い放題で、チップは不要。こんなのが当たり前でした。

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 三叉路に礼拝所が建っていました。

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 窓際に帆立貝とヒョウタンがぶら下がっていました。

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 教会のドームに「最後の晩餐」が描かれていました。

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 町角で見かけた看板です。意味はよく分かりませんでした。

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【08:46】
 低い所に霧が立ち込めていました。

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 長かった巡礼も、あと200kmとなりました。
 翌日に歩く最後の難関、オ・セブロイドへの登りの負担を軽くしようと、ペレヘまで30kmを歩いた。実は、これが裏目に出ました。

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【10:01】
 カカベロスの教会です。

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 町を抜けました。

 ブドウ畑の中に巡礼路は続いていました。あちこちで収穫が行われてました。

 おっちゃんに「写真撮らせ」と頼むと、直立不動のボーズを取ってくれました。ちょっと緊張気味でした。
 期待したわけではなかったですが、「これ持っていけ」と2房くれました。ありがたく、1房だけいただきました。

 端からほお張りました。甘さが口中に広がりました。ワインもいいですが、こちらは採れたて100%の新鮮ジュースでした。
 ペェッ、ペェッと皮と種を巡礼道に吐き捨てながら、幸せな気分で歩きました。

 広大なブドウ畑でした。収穫は1房ずつ手作業で行われていました。

 ブドウ畑の向こうに、奇妙な一軒家が建っていました。

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【12:07】
 ゴール予定地のビジャフランカ・デル・ビエルソに到着しました。とりあえずは昼飯を食べました。

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 ビールについてきたパンがおいしかったです。

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 メーンはミート・スパゲティでした。

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 カフェでゆっくりとして、もう少し歩くことにしました。

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【13:54】
 川に沿った国道の脇をペレヘまで進みました。

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 村に1軒のアルベルゲでした。ここで泊まる人は少なく、空いていました。

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【18:33】
 アルベルゲでは食事はなく、村に1軒のレストランへ。行ってみると、アルベルゲで受付をしていたお姉ちゃんが、今度は給仕をしていました。同じ経営でした。

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 一品で頼んだのは、焼き鳥のような料理でした。

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 メニューの写真をみてオーダーしました。

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 翌日の峠越えでは荷を軽くするため、ザックは「コモド」に運んでもらうよう準備しました。

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