Menu
リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!
  • site map
  • リタイアしたら サンチアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!
リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!

街道歩きの先にあったサンティアゴ巡礼 14日目

Posted on 2018/09/252021/05/29

 ブルゴスでは1日、ゆっくりと休養するつもりでした。久しぶりに寝坊をして、のんびりと朝食を食べ、ゆっくりと大聖堂の辺りを散歩しました。すると、もうすることがありません。結局は、昼前に町を出て、歩き始めました。アルランソン川を渡ったのは11時を回っていました。歩くことが習慣になってきていました。

 2歳半と2歳になる2人の孫娘は、もうなんの不自由もなく、ひとりでちょこまかと歩き回っています。わたしもそのくらいの年齢から数えて70年近くも歩いてきました。右足の次には左足、そして右・・・。そんなことは考えることもなく、当たり前のようにして。
 カミーノは、ただただ歩くばかりでした。美しい教会で清らかな気分となり、代わり映えのしない大地を横目にし、おいしい食事に舌鼓を打ち、ワインやビールで大満足。1日は長いですが、それでも生活の中心は歩くことでした。きょうも元気に20数キロの巡礼を歩けたということが、最大の喜びとなりました。
 学生時代には、サークルの仲間と山歩きを楽しみました。後立山連峰を朝日岳から白馬を越え、唐松、五竜、鹿島槍と1週間もテント泊で縦走したことがあります。剣、槍、穂高、北岳・・・。
 社会人となってからも、何年かは夏休みに槍などに登ってましたが、いつしか仕事にかまけてさっぱりと。次に白馬の大雪渓を小学生だった息子と登り、妻とも登り、学生時代の仲間と富士山に登ったのは、50歳あたりを過ぎたころでした。その後も山歩きはぼちぼちと続けてきました。ちょっと時間がでた60歳を過ぎて、昔の仲間と日本百名山の1番・利尻山にも、中抜きして100番・宮之浦岳にも登りました。
 とはいえ、歳とともに山歩きはたいへんになってきました。ならば平地を歩けばいいのです。京都には、豊臣秀吉が築いた御土居(おどい)から洛外に抜ける「口」が7つありました。「京七口」といいます。粟田口、鞍馬口。荒神口、長坂口、丹波口、鳥羽口・・・。みんな現在も地名となって残ってます。その口に向けて都への街道が延びていました。その街道を順に歩きました。
 熊野詣は、浄土信仰から熊野三山を参詣する旅でした。後白河法皇は熊野御幸を34回も繰り返していました。わたしも紀伊路を歩いてきました。石清水八幡宮(八幡市)から東高野街道-高野街道を南下して、高野山まで。さらに小辺路(こへち)の山道を熊野本宮まで歩いて熊野詣をしたこともあります。
 歩くこと。それは山登りほどにはハードではありません。街道歩きなら、歩きたいところまで歩き、気が変われば途中でやめることもできます。もっと手軽に町歩きや、近所の散歩というのもあります。その歩くことの延長線上にたどり着いたのが、サンティアゴ巡礼だったのです。




【2016-09-07】

aimg_2609

 【08:38】
 寝坊をしたといっても、早起きの癖がついているので、いつまでも寝てられない。ホテル1階のカフェで朝食。

aimg_2616

 バルやカフェ、レストランには必ずこのレジスターがあって、レシートが出てきた。支払いも、レシートの数字をみれば、一目瞭然。

aimg_2631

 ホテル、スペイン語ではオテルといってもごく簡素。フロントなんてなく、管理人に支払いと交換にキーをもらうだけ。

aimg_2637

 大聖堂もまだ静か。

aimg_2641

 清掃局(?)の車が、落書きされた壁面をきれいに洗っていた。掃除は行き届いている。

aaimg_2652

 ホテルに戻って外を眺めた。教会の右に見えるモダンな建物は、今夜の宿にしようと思っていたアルベルゲのようだ。
 ホテルのチェックアウトは11時。アルベルゲのチェックインは2時から。さて3時間もどうする。で、結局はこの日も歩くことに。 

aimg_2658

 【10:48】
 ホテルを出て歩き始めた。
 午後には歩行者専用路となる路地も、この時間は荷物搬送車で大混雑。

aimg_2663

 【11:18】
 郊外に出てブルゴス大学を通過。

aimg_2675

 【12:08】
 renfeの優等列車が道を横切った。 

aimg_2681

 【13:01】
 Bookinncomで予約していたタルダホスのホテル着。さっそく足を延ばして冷たいコーラ。

aimg_2682

 部屋は立派なツイン。
 同じ建物の1階はアルベルゲだった。そちらでもよかった。

 期待したバスタブはなかった。

aimg_2688

 部屋の前は、歩いてきた国道N-120号。

aimg_2692

 町を散歩といってもたいしたものはない。

aimg_2698

 見上げるとマリアさま。

aimg_2739

 夕食は、ホテル兼アルベルゲの10€定食。セグントは、「魚」をチョイスした。白身魚のフライは、スパイスもきいておいしかった。

aimg_2726

 つけ合わせのポテトは、細いのがカリッと揚がっていた。いつもは山のように盛られたポテトに根をあげていたが、これは平らげた。

aimg_2707

 ファーストは、いつもながらのサラダミクスト。サラダボウルいっぱいで、鳥のエサでも出てきた気分。でも完食。

aimg_2742

 ワインはお代わりしてくれた。

aimg_2750

 デザートはメロン。ああ、満腹だった。

map0907
 

Original Blog

Paso a paso Dos~INDEX

Paso a paso 2013~INDEX

「どたぐつ」をはいて・・・

スペイン情報はここで確認!




©2022 リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!

 
コメントを読み込み中…
コメント
    ×