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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!
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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!

予算はちょっとぜいたく50万円 7日目

Posted on 2018/09/142018/10/25

 ロス・アルコスまで22kmほどの行程でした。あまりにも変化のない道が、やけくそに続きました。

 巡礼のために用意した資金は50万円でした。わが家の家計とは別なわたし名義の銀行口座に、それくらいの蓄えはありました。どんぶり勘定ですが、それでほぼ収まりました。もっとも、学生さんらは、この半額ほどで上手に歩いていました。
出費で最大だったのは、スペイン往復の航空券です。関西国際空港発、スキポール空港(オランダ)経由でバルセロナ往復のKLM航空は16万円ほどしました。予約までに時間がなかったのと、バルセロナin/outoとしたからです。直前にテロが起きたパリを避けたのと、バルセロナのサグラダ・ファミリアを見たくなったからです。
当初の計画で春先に購入した大韓航空のパリ往復格安チケットは、10万円を切ってました。でもそのキャンセルに3万円もかかりました。今度は、あれこれと思案している余裕がありませんでした。
 巡礼中に知りあった日本人では、モスクワ経由パリ往復というアエロフロート利用が6万円台。アタチュルク(トルコ)経由のボルドー着というトルコ航空もそれに次いで安かったです。「アタチュルクの乗り継ぎは(テロが)怖くて、キョロキョロしてました」とか。学生さんと違って、さすがにわたしはそのルートも敬遠しました。
 交通費は、他にバルセロナから途中のパンプローナまでrenfe(スペイン国鉄)に乗り、そこから出発地のサンジャン・ピエ・デ・ポーまでのバスが合わせて8000円ほど。帰りのサンティアゴ・デ・コンポステーラからバルセロナまでのLCC(格安航空機)はなんと6000円しませんでした。
 滞在費は1日平均50ユーロ(約6000円)ほどを見込んでました。実際にはそんなに使う日はまれ。その半額以下という日も多かったです。帰国後に計算すると、合わせて20万円ほどになってました。おおかたの食事を自炊して、安い公営アルベルゲに泊まっている学生さんらは、滞在費予算は10万円ほどということでした。
 旅行傷害保険は3万円以上しました。期間が45日と長く、海外旅行でいつも使っている「OFF」と文字通り50%オフになるネット予約の保険は使えませんでした。「緊急一時帰国補償」というオプションもつけていました。これは仮に身内にもしものことがあって急きょ、帰国する必要に迫られたとき、その費用の面倒をみてくれるというものでした。
 他には、サンティアゴ・デ・コンポステーラ到着後に訪れた大西洋の岬、フィステーラへのバスツアー代や、バルセロナではおいしい海鮮料理なんかも食べました。
 みやげは、バルセロナで妻と娘、息子の嫁に3本のスカーフを買いました。生まれて半年と、間もなく生まれてくる2人の孫にもおもちゃを。私自身には何も買ってませんでした。旅の思い出が最大のみやげでした。

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 スリはもとよりノックアウト強盗とか…。安全の国・ニッポンにいると意識しない緊張を強いられます。
 スペインもマドリードやバルセロナといった大都会は、観光客が狙われています。襲われたときは、命だけは勘弁してもらって、身ぐるみ剥がれましょう。で、その後のために。
最低限のユーロは、靴底に隠しておきました。

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 100EURをビニール袋に詰めて、靴のソールとの間に忍ばせました。
 隠し金の在りかを公開してしまっては、意味がないです。でも、スペインの強盗諸氏は、このブログまではご覧になってないでしょう。




【2016/08/31】

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【06:24】
 スタートは早い。
 巡礼路は、「ワインの泉」で知られるイラーチェを通っていく。醸造所のサービスで、蛇口をひねるとワインが出てくるという、夢のような場所だ。ところが早朝のため、まだ開いていなかった。そんなことならもっとゆっくりと出発するのだった。後悔が残った。

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 牧草が刈り取られた後の大地。何も生えず、荒涼としている。

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【08:16】
 アスケタのカフェで朝食。いつも同じ組み合わせ。

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 ピコ・デ・モンハルディンという尖った山が、いつまでたっても同じ大きさだ。

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【09:05】
 ビジャマイヤー・モンハルディンで、やっと尖った山が後ろになった。

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 蛇口には、飲料が「可」か「不可」かのマークがついている。

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 ちょっと休憩して、この日もモモをかじった。

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 何もない道。

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 移動販売車は砂漠のオアシスのよう。吸いつけられた。

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 モホンの上の靴。よくある風景。

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 枯れた花の中に綿のようなもの。

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【12:01】
 ロス・アルコス着。

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 まずは生ハムのボガディージョで昼飯。到着ビールも。

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 ロス・アルコスのサンタ・マリア教会。立派な祭壇に圧倒された。

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 聖ヤコブの像。

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【18:47】
 巡礼定食。結局頼んでしまうサラダ・ミックス。

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 セグンドは、生ハム、目玉焼き添え。これも無難な選択。

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 ハーフボトルの赤ワインは、陶器製のデキャンターで登場。

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 食後の口直しにサングリアも飲んだ。

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 これで13€。

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 アルベルゲのベッドは、この日も隅の下段を確保。

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