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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!
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リタイアしたら サンティアゴ巡礼 ¡¡ paso a paso !!

コミュニケーション・ディナーの食べ方 2日目

Posted on 2018/09/112021/05/17

 みんなといっしょに食べるコミュニケーション・ディナーです。偶然にもテーブルの隣や前に座った人たちと会話を楽しみながらいただきます。何を食べるかではなく、いかに楽しく食べるかということが味付けになります。
 2日目に宿泊したアルベルゲ「el palo de avellone」では、夕飯も食べました。選択の余地はありませんでした。13eurのディナーは7時から始まりました。一斉に席に着きました。まずは自己紹介からー。

 ペルグリーノ・メヌー(巡礼定食)はサラダから。

 ワインは地元・ナバーラ産の赤。飲み放題でした。

 スープは、隣に座ったイタリア娘、リサがサーブしてくれました。

 バルセロナ出身の陽気なニックが座を盛り上げてくれます。スウェーデンからの女性が相槌を打ちました。

 ライスのなんとかかんとか。みんなでつまみました。

 ポークリブ、ポテト添え。「イタリアでは手で食べるのよ」と、隣のリサは豪快にペロリと平らげました。

 テザートはティラミスでした。

 スビリには昼前に着きました。泊まろうと心づもりしていだアルベルゲはまだ閉まってました。午後1時のチェックイン開始を待って、一番乗りです。
 2階のベッドルームには、10台ほどの2段ベッドが並んでました。屋根の傾斜にあわせて天井が低くなっている壁際には、数台の平ベッドがありました。選び放題のわたしは、隅の平ベッドの上にシュラフ(寝袋)を開けました。これで今夜の寝場所が確保できました。
 私営のアルベルゲで、1泊は10ユーロ(当時のレートで約1200円=以下同じ)でした。眠るベッドとシャワーがあるだけの、男女同室のコンドミニアムです。でもこれで十分です。食事は、夜朝2食で13ユーロでした。
 この夜のペルグリーノ・メヌー(巡礼定食)です。エントランス(前菜)は、ミックスサラダでした。レタス、トマト、コーン、ニンジンにシェリー・ビネガーがかかってました。野菜が新鮮です。次に出てきたのは「レレロ」。地元・ナバーラのローカルフーズで、米団子のトマトスープ煮といったものでした。
 お次のファースト(プリメロ)は野菜スープ。隣に座ったイタリア娘のリサがサーブしてくれました。トロリとおいしいです。メーンはポーク・リブのポテト添え。リサは「イタリアでは手で食べるの」と豪快にしゃぶりついてました。デザートはティラミスでした。
 ここまでくるまで1時間半ほどはたってました。実は大変でした。これがコミュニケーション・ディナーというものでした。
 たまたま同じテーブルに腰かけた何人かが、おしゃべりをしながら食事を楽しむのです。
 その時、テーブルを囲んだのは、マドリードからやってきた陽気なニック。スウェーデンの2人組女性。それにリサとわたし。ニックがあれこれとおしゃべりして座を盛り上げてくれました。わたしはおいしい食事を口にしながらも、みんなの会話についていくのが必死でした。
 それでも、日本のこと、どこからやって来たのかなんかをボソボソと英語で話すと、みんな聞き耳を立てくれました。
 まだまだ緊張が解けない2日目でした。歩くことは何とかなりそうでしたが、このコミュニケーションに関しては、ちょっと先が思いやられました。
 とはいえ、コミュニケーション・ディナーの機会は、それほど多くはありませんでした。わたしはもっぱらひとりでレストランやバルに出かけ、だれに気兼ねもなくゆっくりとワインを傾けていました。




【2016/08/26】

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2日目の行程は、スビリまで下り坂の21.9キロ。
途中のブリゲッタの村を通過したところで日の出を迎えた。
「日はまた昇る」を書いたヘミングウェイが、マス釣りに訪れた地だ。

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通り過ぎる村の、何気ない風景が素敵。

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スビリには、昼過ぎに到着。ゆっくりとした午後を過ごした。


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【06:30】
まだ暗いうちにロンセスバージェスを出発。

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サンティアゴまで790kmの表示。ただしこれは国道の距離。

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【06:55】
最初の村、ブリゲッタのカフェに飛び込んだ。

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カフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)、スーモ・ナラーハ(オレンジジュース)とクロアッサン。これが朝食セットの定番。

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スーパーメルカド(スーパーマーケット)があった。

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昼食用に、バナナとモモを購入。

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花がきれいに咲いていた。

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ドアも素敵だ。

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サン・ニコラス教会。

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【05:10】
アザミの花が日を浴びて赤く染まった。

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シトロエンのC4新旧モデルの二重連駐車。日本では1台とお目にかかることも少ない。ちなみにC4は、わたしの愛車。

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歩道に埋め込まれた帆立貝の案内板。あちこちにこんなのがあって、迷うことは少ない。

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こちらが、最後までずっとお世話になったモホン。

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牛がのんびりと草を食んでいた。

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小腹がすいたので、バナナをかじった。ちょっと硬いが、どこで食べてもバナナ。

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フランス人の道とはいえ、世界各国からやってきた巡礼者が歩いていた。

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【11:32】
ちょっと休みたいところに、こんな移動カフェが待っていた。商売のコツを心得ていた。

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【12:34】
この日のアルベルゲは私営。1時まで待って、一番にチェック・イン

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シャワーを浴びた後は、汚れた衣類の洗濯。これがとりあえずの日課。

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【14:01】
カフェでのんびりと昼食。ボガティージョと到着ビール。

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スペインの郵便ポストは黄色い。

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アルベルゲのベッドは、隅の好位置をキープした。

この夜の夕食は、「初めての巡礼定食」をご覧ください。

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